鳩八紋 石田三成
サムライズムアートTシャツリリース40作品突破記念モデルとして製作したラグラン3部作。原点に立ち返り「Tシャツであること。もっと自由にTシャツを楽しもう」というコンセプトから生まれたラグラン3部作の第1弾がこの石田三成ラグランTシャツです。
メインのモチーフに選んだのは三成の生まれ故郷湖北地方に伝わる三成第3の家紋・「鳩八紋」。
1600年「関ヶ原の合戦」で東軍に破れた三成は伊吹山を越え山野を落ち延びて行きますが、その逃亡中自分を匿ってくれた家に、お礼として三つのものを授けていったという伝説が残っています。一つは石田という苗字。もう一つは小刀。そして最後の一つが「鳩八紋」です。
しかしこの「鳩八紋」、資料などを調べても石田三成が使用した事が確認できません。
三成はよく知られた大一大万大吉などではなく、なぜこの「鳩八紋」を恩人に授けたのでしょうか?
これについてある研究家の方から、とても興味深い考えを伺いました。
当時の日本において鳩は八幡神社の軍使であり、武運の象徴でした。つまり鳩八紋は再起を期す三成と恩人とが将来共に戦う事を誓った証ではないだろうか、と言うのです。
関ヶ原の合戦に破れ、落ち延びた三成を匿ってくれた恩人に三成は合戦の意義を何度も思い、語ったのではないか。そして恩人もその志に共感し、理解してくれたのではないか。
そうして心の絆を結んだ二人は、もう一度起つことができたなら共に戦おうと「石田の苗字」と「小刀」、そして戦場での武運を祈る「鳩八紋」を渡したのでは―というのがその考えでした。
関ヶ原以後は処刑されるまで公式な記録がない三成ですから、もちろんこの話は資料の裏付けのない単なる仮説でしかありませんし、想像の産物と言われればそれまでです。
しかしたった一つの家紋からこれまで考えもしなかったストーリーが鮮やかに浮かび上がるのもまた、歴史の楽しさの醍醐味ではないでしょうか。
そしてそうした自由な発想こそが、今回のコンセプトにマッチするものだと思ったのです。
今作はそんな浪漫があふれる三成の『鳩八紋』をメインモチーフに、テーマカラーはピンクを採用。メッセージには石田三成の旗印『大一大万大吉』の意図に最も近いと思われる有名な英文を配置し、更に三成の家紋と言われる下がり藤に石の紋をハート型にデザインして全体にPOPでキュートな三成をデザインしてみました。今作は長浜市にあるショットバーのユニフォームとして採用され、ハートに石のモチーフは長浜市を走るベロタクシーにもデザインされています。
三成を愛する多く方のご協力とお知恵によって、浪漫溢れる三成史を踏まえながらもTシャツとして楽しく、カジュアルに仕上がった作品です。
デザイン:立澤竜也












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