天下一の傾奇者 前田慶次郎 皆朱の槍
「天下一の傾奇者」前田慶次郎利益はその行動、振る舞いなどから多くの伝説を持ち、戦国時代終盤の人物としては異例と言える人気を持つ武将です。
近年の前田慶次人気は隆慶一郎氏による小説『一夢庵風流記』、そしてそれを原作にした漫画『花の慶次 -雲のかなたに-』の2作品によるところが大きいのですが、江戸時代から軍記や逸話集に取り上げられるなど前田慶次郎の自由で痛快な生き様は昔も今も人々を惹きつけるものでした。
そんな慶次郎の戦場での友として、数々の修羅場を共に潜り抜けたのが今回取り上げる「皆朱の槍」です。
その名の通り柄を朱一色に塗り上げたこの槍は、戦場で一際目立つため敵の標的となる事を覚悟した人物でなければ持つことができないものでした。
慶次郎が仕えた上杉家においても武勇を認められた者だけが皆朱の槍を持つ事を許されたといいますから、まさしく兵(つわもの)の証と言ってよい一本です。
今作ではそんな慶次郎の愛槍を、前田家の家紋である梅鉢と共に華やかなデザインで表現しました。
加えて流れる水のようにマッチングさせた『会津陣物語』の一文「前田慶次郎、無レ隠兵ナレドモ不断ノ行跡オドケ者故加州ヲ立退キ浪人タリ、此者ノ事語ルニ言ナク筆ニ及バザル事ドモナリ」は慶次郎がいかに当時から話題に事欠かない人物であったかを物語るものです。
好評の武具シリーズ第5弾をデザインしたのはサムライズムアート初参加のデザイナー『HiroYa』氏。
豪快な中にも繊細な感性と高い教養を持ち、戦国の世を鮮やかに生きた前田慶次郎。
その人生にも通じる朱色の鮮烈さと、シンプルながらも雅さの漂うデザインが特徴的な一枚です。
デザイン:HiroYa








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